警備業務メモ14
たとえば、共用エリアにテナントの新たな私物が置いてあったとします。
施設ルールでは、明らかにNGで注意が必要です。
しかし、実際はそう単純ではないのです。
そのフロアー全体をそのテナントが借りているとか、他の階ではテナントが昔から私物を置いているとか、条件によっては、注意するとエライ大変な失態になる可能性があるのです。
(フロアー全体を借りていれば、フロアーの一部である共用エリアもある意味専用部であり、他のテナントがすでに私物が置いてあれば、不公平感を持つわけです。)
というわけで、警備の判断は、施設ルール一本やりだけでなく、瞬時に関連している例外ルールも考えないと、いけないわけです。
警備員は大変難しい判断が必要な仕事なのです。
というわけで、日々修行、警備業務メモ14です。
- 施設で事故が発生した時の被害者には、迅速に誠意をもって対応する。
- 巡回で室内に入る時は、『巡回します!』でなく、『警備巡回入ります!』とちゃんと言う。
- 巡回中に作業中の作業員にあったら、いろいろ話しかけ、コミュニケーションとり情報を入手する。
- 作業日が連続している業者には、その日の終了受付け時に、必ず、明日も作業がありますかを聞くこと。
- 普段から、所長や隊長の関心事に関心をもつこと。
- 当務は2人体制ですが、自分の分の仕事はもちろん、相手の分もやるつもりで望み、意欲を見せる。
- 受付けや電話などで、タイミング的に出遅れた場合でも、私が対応しますと、意欲を見せる。
- 新規セキュリティカード追加依頼を受付けた時は、カード受領書用紙をその時に引き換えに渡すこと(結構忘れる)。
- 大型専用荷捌きに大型以外が駐車していたら、無条件に注意すること。
- 住宅棟の遅番者の下番時は、必ず、何かありましたかと聞くこと。
- ドア警報にからみ、普段から各階の扉の開放状態を把握しながら巡回する。
- 巡回時、ゴミ庫のゴミ分別状態をチェックし、違反者遭遇時は厳重注意する。
- 日々消耗品(ティシュー、ハンドソープ等)はチェックし、無くなる前に補充すること。