『Webを支える技術』
本『Webを支える技術』を読み始めてからリストラ等で間延びになってしまいましたが、今日、読み終えました。
この本は、HTTP,URI,HTML,microformats,Atom,RESTについての解かり易い解説本です。
特に、以下のURIの設計指針は、目からうろこでした。
- URIにプログラミング言語依存の拡張子を利用しない(.pl、rb、jsp)
- URIに実装依存のパス名を利用しない(cgi-bin、servletなど)
- URIにプログラム言語のメソッド名を利用しない
- URIにセッションIDを含めない
- URIはそのリソースを表現する名詞
昔からの常識だと思っていたことが、実は、非常識だったのですね。
だた、本の最後の方で、拡張子が.htmlや.jsonはOKとのことです。
つまり、プログラミング言語依存の拡張子はNGだけど、データ種別の拡張子はOKなのですね。
また、HTTPやAtom、そしてRESTのことが良く分かりました。
たとえば、RESTは、数あるアーキテクチャスタイルの一つなのですね。
RESTは、アーキテクチャであるブラウザ、サーバ、プロキシ、HTTP、URI、HTMLなどより、一つ抽象レベルが高いのですね。
とにかく、この本は、Web系技術者の人には買いだと思います。
Webを支える技術 -HTTP、URI、HTML、そしてREST (WEB+DB PRESS plus)
- 作者: 山本陽平
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2010/04/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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