現場二日目(警備員心得6)
2回目の当務(24時間勤務)をこなしてきました。
今回は、巡回を重点的にメモします。
巡回の目的は、以下の3つです。
- 施設内(屋内&外周)の警戒と消防系設備の確認
- 施設内(内装&外装)の破損の確認
- 施設内(特に外周)のゴミ拾い(主に吸殻、また嘔吐物や犬の糞にも対応する)
巡回は、本施設では、以下の3パターンがあります。
- 外周のみ
- 屋内+外周
- 外周+屋内
巡回方法(手順)
- 屋内の各階の状態(施錠モードや警戒モード)を遠隔監視モニタで確認する。
- 巡回の持ち物を確認する。
- 相番(警備員)に『巡回、実施します!』と呼称する。
- 巡回(屋内、外周)を行う。
- 相番(警備員)に『巡回、終了しました!』と呼称する。
- 相番(警備員)に巡回であったことの内容を説明する。
屋内の各階の状態をモニタ確認する。
- 施錠モード:施錠されているか、いないかの確認。
- 警戒モード:テナントにカードなしで入れるか、入れないかの確認やエレベータがその階に止まるか、止まらないかの確認。
- 実際は、その階に誰もいない場合は、その階がグリーン色になり、いる場合はブルー色になる。
巡回の持ち物は、以下があり、『無線よし!』等と呼称して身に着ける。
- 帽子
- メモ帳
- 無線
- マスターキー
- 小さなゴミ袋とピンセット(吸殻取るため)
- 違法駐輪のステッカーとそれを留めるホチキス
尚、寒いときの外周巡回には巡回コートを着る。また、巡回終了時は、必ず呼称して、マスターキーはキーボックスに戻す。
巡回経路(巡回経路は固定されていなく、以下は一例です)
外周巡回のみ
- 防災センター(2階)を出る。
- 裏玄関(2階)から廊下を通って、表玄関エントランスへ。
- 表玄関エントランスでは、案内掲示板ボードを所定の場所に置く。
- 表玄関エントランスを出て、右側から周り、階段を下りて、2階から地上に出る
- 今度は左側から外周を巡回(1階のトイレを含む)する。
- 外周を巡回後、隣の別建屋(4階から1階)を巡回し、駐車場スロープを通って地下一階へ巡回する。
- 地下一階のゴミ置き場を巡回して、防災センターへ戻る。
屋内巡回+外周巡回
- 防災センター(2階)を出る。
- 裏玄関(2階)から廊下を通って、表玄関エントランスへ。
- 表玄関エントランスでは、案内掲示板ボードを奥の場所に置く。
- エレベータまで戻り、最上階に行く。
- 最上階を巡回し、非常階段は2つあり、以下の2つを4階まで繰り返す。
- 西階段で降りて下の階を巡回し東階段へ。
- 東階段で降りて下の階を巡回し西階段へ。
- 4階についたら、2階まで直通の西階段を巡回し、Uターンして4階に戻り、4階を巡回し、今度は東階段から3階(設備)を巡回する。
- エレベータで3階から地下2階(設備)に行き、施錠確認のみを行う。
- 地下2階から地下1階に行き、ゴミ置き場を巡回して、駐車場スロープから地上に出る。
- そのまま外周巡回を行う。
巡回のチェックポイント
- ゴミ箱内の不審物
- トイレや給湯室の水漏れ
- 廊下やトイレの電灯の消し忘れ
- 不法駐輪のステッカー貼り
- ゴミ拾い(嘔吐物や犬の糞も)
- 施設内での喫煙者は注意勧告する
- 散らばっている木チップは所定の場所に
- 消火器と消火栓の確認
- 内装&外装の破損の確認
- シャッター閉鎖や破損の確認
- 各種看板の確認
- ドアノブ系の戸締り確認
- 傘のビニール有無の確認
- 違法駐車バイクの確認
今日の失敗:
休憩室(ロッカー室)の鍵を持ったまま忘れてしまって、他の警備員からクレームされてしまった。
どんな鍵でも、使うときと返すときは、大きな声で呼称するようにする。
鍵を持っているときは、常に鍵を意識していること。
ゴミ置き場の生ゴミ室の巡回で、電灯の付け忘れをしました。
必ず、電気を消してからドアを閉める。
巡回時、名札を巡回コートに付けたのを忘れて、そのままでいたら、他の警備員から無いのを指摘された。
警備員の名札は、鍵の次に大事、決してなくしてはならない。