小池啓仁 ヒロヒト応援ブログ By はてな

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フォールバック(fallback)とフェールバック(failback)

ちょっと勘違いがありました。


Perlでの演算子オーバーロードで、fallbackと言う機能があるのですが、『l』と『i』を見違えてフェールバックだと思っていました。
ちなみに、fallbackでTRUEを指定すると、演算子に対するメソッドが見つからない場合、Perl は、定義されている演算子をもとに、見つからなかった演算子の代わりのメソッドを自動生成しようとするらしいです。
なので、例外も発生しません。


最近、『真偽値は存在する』のブログと『絵文字のUnicode化』の記事で、フォールバックに遭遇したのですが、頭の中でフェールバックに変換していました。
また、フォールバックもフェールバックもあいまいに理解していたので、ものすごく混乱してしまいました。


たとえば、フェールバックはフェールオーバーのイメージから『例外あっても発生させない』と思って、それがたまたまフォールバックと同じ意味になっていたとか・・・。
なのでここで整理しときます。

  • フォールバック(fallback)
    代替システムのことで、万一のときに機能する、代替として使えること。
  • フェールバック(failback)
    フェールオーバーによって切り換えられたサーバを障害発生前の元の状態に戻すこと。
  • フェールオーバー(failover)
    運用系サーバで異常事態が発生したときに、自動的に待機系サーバーに切り換えること。

しかし、フォールバック(fallback)とフェールバック(failback)は、英語もカタカナも1文字違いで間違えやすいですね。
意味も、なんとなく似ているし・・・。