小池啓仁 ヒロヒト応援ブログ By はてな

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プログラミングの基礎の基礎

えーと、前回以下のWebページを作りましたが、しかし本当の初心者にはまだまだ取っ掛かりが高いと思いますので本コンテンツを追加します。


◆ はじめに
今ここを読んでいるということは、プログラミングに興味があり、Perlでもやってみようかなぁ・・・なんて思っているのだと思います。
そのプログラミングは、基礎を知らないで突っ走っても、なかなか上達しないですね。
なので、とりあえず本コンテンツ『初めてでないPerl』をひと通り読んでいただければ、プログラミングとPerlの基礎がマスター出来るようになっているのです(たぶん)。


そもそも、プログラミングは、かなり昔、メモリ上に直接命令コードを書いて、それをCPUに読み込ませて、計算したり、プリンタ出力したり・・・、していた時代がありました。
メモリ上に直接命令コードを書くのは、凄く大変なことでした。
そこで徐々に、機械語ができ、アセンブラができ、フォートランやコボルC言語ができて、今の時代になってPerlJavaなどが主流になってきたのです。


特にPerlは、私が知る限り、プログラミングが非常にラクチンに出来る言語なのです。
なので、この際、Perlをマスターしてしまいましょう!


まずは基礎の基礎からで、プログラムの6つの基本要素を理解し、そして以下の拡張要素や補助要素をからめて徐々に完成度のあるプログラミングをマスターして参りましょう!
では、スタートです!


◆ プログラムの基本要素
プログラムの基本要素は、以下の6つです(たぶん)。
プログラムを組むときは、この6つを組み合わせます。


・変数
変数は以下の3種類があります。


演算子
以下以外にもまだまだ沢山あります。


・代入文
代入文は、代入演算子を使って、以下のように変数へ値を代入します。

my $value = 10;


・判断文
判断文は、if文等で、以下のような感じで使用します。

if ($value == 10) {
    $value += 1;
}
else {
    $value += 2;
}


・繰り返し文
繰り返し文は、for文やforeach文等で、以下のような感じで使用します。

my @value;
for (my $i = 0; $i < 10; $i++) {
    $value[$i] = $i * 2;
}


◆ プログラムの拡張要素
プログラムは、基本要素の組み合わせで、大体できてしまいます。
しかし、実際は、上記5つの基本要素以外に、以下の拡張要素も組み合わせます。

  • 組み込み関数(use宣言なしで使えるシステム関数)
  • 標準モジュール関数(use宣言ありで使える標準関数)
  • 標準オブジェクト委譲(use宣言ありで使える標準オブジェクト)
  • 標準以外(自作やCPAN)モジュール関数(use宣言ありで使える関数)
  • 標準以外(自作やCPAN)オブジェクト委譲(use宣言ありで使えるオブジェクト)


◆ プログラムの補助要素
プログラムは未来の自分も含めて、誰にでも分かりやすいプログラム作りを心がけないとなりません。
そのために以下を熟慮します。

  • わかりやすい変数名の命名
  • わかりやすい関数名の命名
  • わかりやすいコメント
  • わかりやすいデータ構造
  • わかりやすいアルゴリズム
  • 統一されたコーディングスタイルを貫く


◆ プログラミングのはじめの一歩
最後にPerlでのプログラミングのはじめの一歩『Hello World』です。
本当は『print "Hello World";』だけなんですが、上記の要素を入れてみました。

use strict;
use warnings;

my $strmsg = 'Hello World';
if ($strmsg eq 'Hello World') {
    for (my $i = 0; $i < length($strmsg); $i++) {
         print substr($strmsg, $i, 1);
    }
}