小池啓仁 ヒロヒト応援ブログ By はてな

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Win32::OLE->newメソッドのデストラクタについて

Win32::OLEモジュールのnewメソッドの第二引数は、デストラクタを指定します。
ちなみに、デストラクタとは、オブジェクトが破棄される直前に実行される処理です。

これはCODEリファレンスまたはOLEメソッド名の入った文字列のどちらかにすることができます。

http://perldoc.jp/docs/modules/libwin32-0.26/Win32/OLE.pod

とのことで、以下はどちらでもOKです。

# 第二引数にCODEリファレンスを渡す。
$excel = Win32::OLE->new('Excel.Application', sub {$_[0]->Quit;});

# 第二引数にOLEメソッド名の入った文字列を渡す。
$excel = Win32::OLE->new('Excel.Application', 'Quit');

# 自分で終了処理の関数を作って、そのCODEリファレンスを渡すこともOKです。
$excel = Win32::OLE->new('Excel.Application', \&subSelfFuc);

補足:

sub {$_[0]->Quit;}は、無名サブルーチンリファレンスで、$_[0]は、オブジェクト自身です。
したがって、sub {$_[0]->Quit;}は、Quitメソッドを起動しているのと等価です。たぶん。

補足2:

EXCELをプログラムから起動し制御すると、プロセスが残ることがあります。
デストラクタを指定することにより、Perlプログラムが不意に死んだ時にも、EXCELが適切に終了されることを保証します。