器量と布施と徳積
人には、人格やリーダーシップ等の器量というものがあります。器量が小さいと、その人の人生も、小さなものになってしまいます。これは、大きなチャンスが来たときに、小さな器だと受け取れないから、そうなってしまうのです。
では、器を大きくするためには、どうしたらよいでしょうか?
それには、2つ。
- すでに入っているものを出して、器の容量を増やす。
- やはり、器そのものをなんとか大きくする。
1は、布施です。自分の持っているもの(財施、身施、法施)を出して人に施し、自分の器の容量を増やすのです。
2は、徳積です。仏法では、善い行いを続けて行くことを徳積と云い、これにより器が大きくなると説かれています。
つまり、普段から布施と徳積を行うことにより、器の容量が多くなり、大きなチャンスが来た時にそれを受け止められるようになるのです。また、仏法では、因縁果報の法則より、善い行いをすれば、必ず善い結果が生じると説かれています。
そう、必ず善い結果なのです。だから、もう、布施と徳積を日々実践するしかないですね。誰にともなく……。