デフラグ
通常、PCを使っていることは、表面的にも裏方的にも、ファイルを作成したり、削除したりしています。
ディスクは、初期の段階では連続したエリアにファイルを作成しますが、次第に連続したエリアがなくなって、断片的なエリアにファイルを作成するようになってしまいます。
このように作成されたファイルにアクセスすると、本来1回でアクセスするところを断片の数分、アクセスしなくてはならず、アクセス時間が遅くなるのです。
また、ハード的にも断片の数分、動作が増えるのでディスクの寿命も短くなるのです。
このような断片化をフラグメンテーションといいます。
で本題の『デフラグ』とは、フラグメンテーションの否定形で、デフラグメンテーションの略称です。
そう、断片化されたものを集めて最適化することをデフラグといいます。
最適化されると、断片化の逆で、アクセスが速くなり、ディスクの寿命も長くなるのです。
以下は、『デフラグ』の手順です。(For WindowsXP)
- セーフモードでPCを立ち上げます。
- エクスプローラのフォルダフレームで『ローカルディスク(C:)』を右クリックしてプロパティを選択する。
- プロパティ画面が表示される。
- ツールタブをクリックする。
- 『最適化する(D)』をクリックする。
- ボリュームを選択する。(デフォルトはCドライブ)
- 『分析』をクリックする。
ここで、『このボリュームを最適化する必要はありません』と出たら、その通りなので終了です。
『空き領域が15%ないと実行が出来ません』と出たら、ディスククリーンアップや不要なファイルを消してください。 - 『最適化』をクリックする。
- 『最適化』が実行される。
最重要注意点として、『デフラグ中に電源を切らない』ということです。
参考:
http://www.xucker.jpn.org/pc/deflag.html