百パーセント救われる……法華経
仏教の基本は「世の中のすべてのものごとは、『因』と『縁』の出合いによって存在する」という縁起の教えです。
法華経は、これを一歩進めて「常にまわりの人をよい因・よい縁と見る」という「善因善果」で、すべての人が百パーセント救われるという縁起観なのです。
「法華経ですべての人が百パーセント救われる」というのは、出合うことすべてを幸せの因と見ることで、人は皆幸せになるために生まれてきていると信じること。
いろいろな現象は、すべて私たちが幸せになるために、必要あって出てくる仏さまのプレゼントです。
開祖さまに倣いて
そう信じてみると、日々のあらゆる出合いのなかに、私たちを生かそう、幸せにしようとする仏さまの願いを感じ取ることができるはずです。