日米「振り込め詐欺」大恐慌
著者の副島隆彦氏は「英文法の謎を解く」シリーズでしか知らなかったのですが・・・しかも10年以上も前のこと。
今は、世界の経済や政治の評論作家になっているんですね。
感想は、物事には表と裏があり、裏と表をよく知っている人だなと思いました。
物事の表とは、マスコミといわれる日本の新聞社とテレビ局が、実はアメリカに支配されていて、真実が覆い隠されて発表される物事。
物事の裏とは、副島隆彦氏がマスコミとは関係なしに、独自に調査してあぶりだした、覆い隠されていない真実の物事。
この本を読むと新聞やテレビで知った事実が、実は、全く逆だったんだって驚愕する。
たとえば、以下の感じ。
- 『かんぽの湯、一括売却』では、西川氏は悪者扱いですが、実は、郵便貯金をアメリカから守っている良者。
- 中川財務大臣のG7での酩酊会見は、『これ以上アメリカ国債を不要に買わない』と言って、売国奴勢力からはめられた。
- アメリカの云うことを聞かない小沢一郎の西松建設政治資金規正法違反も売国奴勢力からはめられたとのことです。
- 小泉・竹中に対抗した経済アナリストの植草一秀も売国奴勢力から痴漢冤罪ではめられたとのことです。
とにかく、今や紙くずのアメリカ国債や機関債を買わされている日本は、まさにタイトル通りの『日米振り込め詐欺』なのです。
ということで、本書の真偽は、これから起こるニュースをウォッチして、ご自分で判断するしかないですね。
日米「振り込め詐欺」大恐慌―私たちの年金・保険は3分の1に削られる
- 作者: 副島隆彦
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2009/04
- メディア: 単行本
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