鍵の重み
私は、施設警備員をしています。
仕事は、立哨がメインで、警備員でありながら鍵を扱うことは、まずありません。
しかし、年に数回はマスターキー(鍵)を持ち、館内巡回を行う仕事があるのです。
業者さんと設備員と一緒に館内を回り、鍵の掛かっている部屋を開けて行くのです。
部屋には、カードキーで開ける部屋、指紋認証で開ける部屋、マスターキーで開ける部屋といろいろあります。
一見、鍵を開けるだけの単純な仕事だと思っていると、痛い目に会います。
- まず、これから入る部屋の状態を記憶して、点検後に元の状態に戻っているのかの確認。
- ドアには鍵が掛かっているか、または、いないかの確認。
- ドアは、カードキーか指紋認証かマスターキーのいずれかで開けるのかの確認。
- 入室方法を間違って、部屋に閉じ込め、外に出られなくなるのかの防止の確認。
このように、セキュリティ事故や、部屋状態等で社員さんクレームなどが起こり得る大変な仕事なのです。
- マスターキーをもって巡回することの重み。
- 重要セキュリティの部屋を開錠することの重み。
この2つを常に頭に置いていないと、大失敗するはめになるのです・・・自戒をこめて・・・。