小池啓仁 ヒロヒト応援ブログ By はてな

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誘導灯と非常灯について

誘導灯と非常灯は、普通の照明と違い、どちらも、正常時以外を想定して設置されています。
誘導灯と非常灯の違いは、誘導灯が避難誘導の明示で、非常灯が停電時の照明確保です。
どちらも、停電時に照明が確保でき、現状それは、誘導灯は消防法、非常灯は建築基準法で規定されています。
以下に概要をメモしときます。

誘導灯の種類

  • 避難口誘導灯(避難口に設置:人が出口に向かう図で避難口明示)
  • 通路誘導灯(避難経路に設置:人が矢印に向かう図で避難方向明示)
  • 客席誘導灯(客席通路に設置:客席の横下についている絵パネルなし)

誘導灯の点灯時間

常時点灯が原則、停電時でも20分(通常)や60分(長時間型)の間だ点灯できる。
尚、電灯タイプは今流行のLEDでもOKです。

非常灯の種類

  • 天井埋め込みタイプ(1ルクス以上)
  • 蛍光灯などの放電タイプ(2ルクス以上:140°条件下でルクスが半減するために倍になっている)

非常灯の点灯時間

停電等の非常時に、140°の火熱に30分以上間耐え、1ルクス以上の性能を有する。
尚、電灯タイプは今流行のLEDではNGです(H23.07.26現在)。


と説明しましたが、ややっこしいことに、普通灯と非常灯、誘導灯と非常灯などのハイブリッド型があるのです。
階段などに設置されている普通灯や誘導灯を、非常灯で代替することができるのです。
しかし、停電時の点灯時間は、超高層ビル等の誘導灯は60分以上(長時間型)になっていているにもかかわらず、非常灯は30分以上です。
この矛盾を解決すべく、平成24 年12 月1日から非常灯も建築基準法でなく、消防法で60分以上に規定されるようです。