燈明ブログ

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警備員のちょっといい話(その1)

新任教育で講師から聞いた、ちょっといい話です。


その講師がまだ現場で警備として働いていた時のことでした。
学校の警備をしており、門のところで立哨して、先生や生徒達全員に挨拶をしていました。
みなさん、挨拶を返してくれるのですが、どんなに挨拶しても挨拶を返してくれない女の子がいたのです。
しかし、いつかは挨拶を返してくれると思い、特にその女の子には必ず挨拶をしていました。


ある時、学校で学園祭がありました。
その女の子が父親と手をつないで門のところにきて言いました。


『お父さん、この警備員さん、いつも私へ挨拶してくれるの、私、それがうれしくてうれしくて…』


それを聞いた当時の講師さんも、うれしくてうれしくて涙が止まらなかったそうです。
その女の子が挨拶を返さなかったのは、単に恥かしがり屋だっただけなのですね。