国の借金は誰が返すか?
先日(8/19)、野田財務大臣と夏休みの小中学生の間で「子ども霞が関見学デー」ミニ会見がありました。
ここで、国の借金についての質問があり、野田財務大臣は以下の引用のように答えました。
862兆円に膨らんだ日本の債務について
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/100819/fnc1008191851016-n1.htm
「長い間作ってきた借金をじゃあ誰が返すのかというと、いまの有権者じゃない。皆さんです」と、
次世代を担う子供たちに財政再建への理解を求めた。
この財務大臣は、マジで子供達に返してもらおうと思っているのだろうか…。
この財務大臣は、マジで国の経済のことを理解しているのだろうか…。
結論から言えば、日本国の借金は返す必要がないのです!
厳密に言えば、他国から借りている借金は返します。
しかし、日本は、100%の円建てで借りているので、お札を刷るだけでいつでも返せるのです。
また、他国からの借金は、わずか6%で、94%は国民からの借金です。
国民からの借金とは、逆にいうと、国民が国に貸したお金で、具体的に言うと金融機関等への貯金です。
つまり、貯金なので、返すような借金ではないのです。単なる貯金なのです!
ということで、国の借金は返す必要がなく、財政再建は問題ではないのです。
今の最重要問題は、財政再建ではなく、雇用創出とデフレ脱却の2つです!
つまり、景気回復の景気対策です!
景気がよくなれば、失業者や自殺者が少なくなり、国民みんなが幸せになれるのです。
ですので、以下の2つの景気対策を実行するときなのです。
- 政府は、民間に公共事業をばんばん供給する
- 日銀は、市場にお金をばんばん供給する
財務大臣様、上記対策、切にお願いします!