WINDOWSでのhostsファイル
今月は配置転換の月で、場所が変われば、PCのIPアドレスやコンピュータ名が変わったりしますね。
すると、今まで動いたプログラムが動かなくなったりします。
今回、名前解決が不正なケースに遭遇したので、応急処置のWINDOWSのhostsファイルについてご紹介します。
名前解決のDNSサーバーが間違っている場合、本来は登録情報を直してもらわないといけませんが……
DNSサーバーはどの部門で管理しているのかわからなかったり、すぐには直らないケースもありますね。
そんな場合は、Windows系では、『C:\WINDOWS\SYSTEM32\DRIVERS\etc』フォルダにhostsというファイルがあり、そこに以下のようなIPアドレスとサーバー名+ドメイン名の対応を登録します。
192.111.222.111 hostname.xxx.co.jp
すると、DNSよりこちらのhostsの方が優先されるので、アクセスが出来るようになるのです。
しかし、サーバー名+ドメイン名が本来とは全く異なるIPアドレスに名前解決されて、当然そのサーバーにアクセスができず、アンチウィルスやファイヤーウォールでブロックされているのかなと思いすべて無効にしてもアクセスできない…ブラウザでは明らかにアクセスしているのに、IISのログには、アクセスされた形跡なし…。
そこで、コマンドプロンプトからnslookupしたら、なんと全く異なるIPアドレスが返ってきた!!
という実際にあったお話しでした。