分かってみれば、当たり前のこと
普段はWindows上が主戦場なのですが、今回少しだけで、linuxでのApacheのCGI設定をしました。
そして、CGI実行で、はまったのでメモしときます。
分かってみれば、当たり前のことなのですが、それが分かるまでに半日を潰してしまいました(T_T)。
ApacheのCGI設定自体は、結構順調に行きました。
ただ、Apache2系は、本来 httpd.conf に記述していた内容を /etc/httpd/conf.d/ というディレクトリに、『任意名前.conf』というファイルで置くことができますね。
つまり、httpd.confはさわらず、『任意名前.conf』ファイルを追加するだけでいいのです。
そして、単純なテスト用のPerlでのCGIは、すぐに動きました。
しかし、本番用のCGIが動かないのです。system関数でunzipコマンドを呼んでいるところでエラーするのです。
system関数実行後の$?は-1が帰りました。
また、Webからでなく、ログインしてコマンドプロンプトからこのCGIを起動すると問題なく動きます。
で、はじめは、unzipコマンドのパスが通っていないのかな…と思いフルパスにしましたがダメでした。
ちなみに、パスを以下で確認したら /usr/bin があり、パスは通っていました(/usr/bin/unzip)。
#!/usr/bin/perl print "Content-type: text/html\n\n"; print join('<br>',%ENV);
またちなみに、デフォルトのPathは、すべてのユーザプロセスの祖先であるinitが自分自身のPATH環境変数を設定するらしいです。
でいろいろ試行錯誤していると、Apacheのエラーログ(/etc/httpd/logs/error_log)は見たか!…という天の声が聞こえてきました。
すると、ディレクトリのパーミッションでエラーしていることが分かる!
そう、unzipコマンドで展開する先のディレクトリのパーミッションにアザーの書き込み権がなかったのです!
いや〜、分かってみれば当たり前のことなのですが、はまると気がつかないものです。
私は、Apacheにコマンドの実行制御の設定があるのかなと思い、この系の調査のラビリンスに迷い込みました。
ということで、今回の教訓です。
という事でした!