仏陀(ブッダ)がお覚(サト)りを啓(ヒラ)いた日(成道会)
12月と言えば、キリスト降誕のクリスマスですが、仏教だって大きなイベントがありますよ!
それは、仏教三大行事の一つ、『成道会』が今日12月8日です。
そう、お釈迦さまがおさとりを啓いた日です!
ちなみに、他の2つは、2月15日の『涅槃会』と4月8日の『降誕会』です。
まとめると、仏教三大行事とは以下の3日のことです。
- 2月15日の『涅槃会』(お釈迦さまが亡くなった日)
- 4月8日の『降誕会』(お釈迦さまが生まれた日)
- 12月8日の『成道会』(お釈迦さまがおさとりを啓いた日)
で、今日は午前休をとって、某教会で成道会イベントに参加してきました。
とりあえず、在家の仏教徒なので…。
とにかく、今は、自分のちっぽけな我にとらわれず、すべてお釈迦さまにお任せして、あるがままに、すなわち、おはからいのままに、受け止めて…。
善い事も悪い事も、乗り越えて行きたいと思います…(合掌)
ちなみに、過去に書いた『成道会』の記事を引用しときます。
今から約2500年前、今のインド周辺のカピラバストという国の王子で、シャーキャ族(釈迦族)の聖者(牟尼)、『世に比類なき尊いお方』のバガヴァン(世尊)である釈迦牟尼世尊が修行の末、35歳の時、明けの明星が輝く12月8日の朝、ついにお悟りを開かれたのです。
http://d.hatena.ne.jp/chaichanPaPa/20071209/1197203097
『お悟りを開いた人(真理を悟った人)』のことを梵語(サンスクリット)で仏陀(ブッダ)と云い、なので釈迦牟尼世尊は仏陀と呼ばれ、日本では、訓読みで『仏さま』と呼ばれるようになりました。
そう、これこそが、どんな困難も克服することのできる智慧と慈悲の仏教誕生の瞬間でありました。
今日、12月8日は、お釈迦さまがいろいろと修行されたのち、真理を悟り、仏道が成った日(成道会)です。
しかし、修行といっても苦行では悟りはえられぬことに気づいたお釈迦さまは、ある日ブッダガヤという町のはずれの菩提樹の下で、静かに坐禅を組み、ついに12月8日の未明、空に美しく輝く明けの明星をご覧になり、お釈迦さま、こうおっしゃられました。「奇なるかな奇なるかな、一切衆生悉く皆如来の智慧と徳相を具有す、ただ妄想執着あるがゆえに証得せず」
そう、ついに真理をお悟りなったのです。そして仏教が誕生した日でもありました。
http://chaichan.lolipop.jp/chai/hokke_essay.htm#d2C081解説
「不思議なことに、不思議なことに、一切の生きとし生けるものはすべて、佛の智慧と徳相を具えているではないか、ただ、煩悩に覆われていてなかなか気がつかない・・・。」
つまり、すべての人は、煩悩を取り除くと仏になれる・・・、本来はすべて仏なので、みな平等・・・。
まぁ、まぁ、私の今のレベルでは、よくわかりませんが・・・、とにかく、約2500年前の今日、お釈迦さまは、真理を悟ったらしい・・・。
ちなみに、お釈迦さまが生まれた日を「降誕会 4月8日」と言い、回りの不幸をいろいろ見て、すべての人を幸せにしたいと願われ、29才で出家し、35才で真理を悟り(成道会)、72才ぐらいからすべての人を幸せにする極意(法華経)を説きはじめ、80才でご逝去(涅槃会 2月15日)されました。