燈明ブログ

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政府や日銀は、どうやって物価を抑制するか?

今までで一番やさしい経済の教科書
インフレとデフレとは何か?の続き、『政府や日銀は、どうやって物価を抑制するか』です。
それには、政府も日銀も景気対策を行います。

景気対策

インフレやデフレが起きないように、そして、いい方向へ導くために政府と日銀は景気対策を行います。
景気対策には、大きく2つあり、政府が行う『財政政策』と日銀が行う『金融政策』です。

◆財政政策

政府が行う『財政政策』とは、大まかにいうと公共事業を行うことです。
公共事業を行うことにより民間企業からいろいろなものを買って企業の商売量を増やすことです。
すると景気がよくなり、なりすぎると今度は逆に公共事業を少なくし、景気を抑制します。

◆金融政策

日銀が行う『金融政策』とは、大まかにいうと世の中にあるお金の量をコントロールすることです。
それには、3つの操作『公定歩合操作』、『公開市場操作』、『法定準備率操作』を行います。

公定歩合操作

公定歩合は、日銀が民間の銀行にお金を貸すときの利子率です。
公定歩合操作とは、この利子率をコントロールします。
利子率が下がると、企業がお金が借りやすくなり、好景気になりやすく、上がると逆になります。

公開市場操作

公開市場操作とは、日銀が民間の市場で、債権、手形などを売買することです。
普通、民間企業が持っているお金は、市場に流通しているお金です。
唯一、市場に流通していないお金を持っているのが日銀です。
つまり、日銀が売買することで、市場のお金の量をコントロールできるのです。
日銀が市場から買えば、市場のお金が増え、売れば、市場のお金が減るのです。

◆法定準備率操作

まず、法定準備金というのがあります。
これは、一般の銀行が預かった預金の一部を日銀に預金しないといけない決まりがあり、この預金を法定準備金といいます。
銀行の預金総額に対して、何パーセントを法定準備金にするかを法定準備率といいます。
この法定準備率をコントロールすることにより、銀行が貸し出せるお金の量を日銀が決めることができるのです。
法定準備率を下げると準備金が減るので貸し出せるお金の量が増え、上げるとお金が減るのです。