インフレとデフレとは何か?
物価がスパイラルのように上がることをインフレといい、逆に下がることをデフレという。
また、物価とお金の価値は、反比例する。
たとえば、昨日100円だった物が、インフレで今日1000円になったとすると・・・。
物の値段は10倍に上がったが、お金の価値はそのままだから、10倍払わなければならない。
10倍払わなければならない・・・とは、逆に見るとお金の価値が1/10になったということです。
つまり、物価が10倍になることは、お金の価値が1/10になることとイコールなのです。
◆インフレ
インフレは、普通、好景気に起こりやすく、物の需要が大きく、経済活動が活発となり、給料も上がります。
つまり、インフレは、物価も給料も上がり、好景気なので大歓迎のような気がしますが・・・。
実は、お金持ちの人には、とんでもないことなのです。
そう、インフレは、お金の価値が下がることなので、推して知るべし・・・。
逆に言うと、ビンボーの人にはインフレゴーゴーって感じですか。
◆デフレ
デフレは、普通、不景気に起こりやすく、物の需要が小さく、経済活動が停滞となり、給料も下がります。
つまり、デフレは、物価も給料も下がり、ビンボーの人は、働いても働いても辛い日々が続くのです。
逆に言うと、お金持ちの人には、お金の価値が上がるので、デフレゴーゴーって感じですか。
とにかく、インフレもデフレもよくなく、政府や日銀がいろいろと物価を抑制するのです。
政府や日銀がどうやって物価を抑制するのかは、次回へつづきます。
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