コンピュータ名の変更には気をつけろ!
配置転換や部署移動などでネットワークアドレスが変わったりする季節になりました。
すると、コンピュータ名も変更しないとならないケースに遭遇したりします。
大体、会社では共通のドメインに入っているPC(WINDOWS)で作業をしているので、ドメインの管理はWINDOWS系のドメインコントローラ(Active Directory)がしています。
で、コンピュータ名を変える時は、以下の手順で行います。
- いつものようにドメインユーザでPCにログインします。
- ドメインをWORKGROUPに変更します。(システムのプロパティで変更:WINキー+Pauseキー)。
- PCを再立ち上げて、今度はドメインユーザでなく、ローカルユーザでログインします。
- 古いコンピュータ名のドメインコントローラ登録情報を削除します。(会社によりいろいろ)。
- 新しいコンピュータ名のドメインコントローラ登録情報を追加します。(会社によりいろいろ)。
- コンピュータ名を新しいコンピュータ名に変更します。(システムのプロパティで変更:WINキー+Pauseキー)。
- PCを再立ち上げて、また、ローカルユーザでログインします。
- ドメインをWORKGROUPから該当ドメインに変更します。(システムのプロパティで変更:WINキー+Pauseキー)。
- PCを再立ち上げて、今度はローカルユーザでなく、ドメインユーザでログインします。
で、気をつけなければならないのは、3と7と9の「PCを再立ち上げ」を必ず行うことです。
たとえば、複数のPCのコンピュータ名を変更する場合、一台のPCでドメインコントローラ登録情報をPC分全部修正したとします。
2台目以降は、WORKGROUPにしなくともコンピュータ名だけ変えればいいような気がしますが・・・とんでもないNGです。
一台一台、上記の手順を行います。
ちゃんと、ドメインをWORKGROUPに変更したり、その都度PCを再立ち上げしたりして・・・そうしないとActive Directoryからアクセス拒否を喰らうのでした・・・(持戒)。
追記:
万が一、アクセス拒否を喰らったら、上記手順を2番から、すでにWORKGROUPなら、3番から行えば、たぶん大丈夫。
それでもNGだったら、ドメイン管理者へ連絡するしかないですね。