小池啓仁 ヒロヒト応援ブログ By はてな

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フォルダ配下の一覧を取得する関数

Perlでフォルダ内の一覧は、組み込み関数のglobとかreaddirなどで取得することができますが、フォルダ配下を再帰的に一切合切取得することは出来ません。


なので、 標準モジュールFile::Findを利用して、フォルダ配下を再帰的に一切合切取得する『get_DirFiles』という関数を作ってみました。
引数は2つで、第一引数はフォルダパス、第二引数はモードで以下の通りです。

  • モード=0:ファイル&フォルダすべて取得(デフォルト値)(第二引数を省略するとコレ)
  • モード=1:ファイルのみ取得
  • モード=2:フォルダのみ取得

サンプルソース

use strict;
use warnings;

my @file = get_DirFiles('/ddd', 1);

for my $wk (@file) {
    print $wk, "\n";
}

sub get_DirFiles {
use File::Find;
    my $wkpath = $_[0];  # Search path
    my $wkopt  = $_[1];  # 0:All, 1:File, 2:Dir

    $wkopt = 0 if (!defined($wkopt));
    $wkopt = 0 if ($wkopt > 2);
    
    my (@files, @ansfiles);
    my @dir_search_path = ($wkpath);

    find(sub {push @files, $File::Find::name;}, @dir_search_path);

    if ($wkopt == 0) {
        @ansfiles = @files;
    }
    else {
        if ($wkopt == 2) {
            for my $wkfile (@files) {
                if (-d $wkfile) {
                    push @ansfiles, $wkfile;
                }
            }
        }
        else {
            for my $wkfile (@files) {
                if (-f $wkfile) {
                    push @ansfiles, $wkfile;
                }
            }
        }
    }
    return @ansfiles;
}

◆補足

findの第1引数は、関数リファレンスを指定します。
フォルダ内にファイルやフォルダが見つかるたびに関数リファレンスの関数が実行されます。
サンプルでは、見つけたファイルやフォルダをpushで@filesに押し込んでいます。
尚、第2引数は、検索したいパスをリストで複数の指定ができますが、サンプルでは単一の仕様にしています。