小池啓仁 ヒロヒト応援ブログ By はてな

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ネット収入とドル安(サブプライムローン問題とは)

はじめに、全く専門外のことを書きますが、間違っていたら教えてください。


ブログ等のGoogle AdSenseアドセンス)で、お小遣いを稼いでいる人が一番気になるのが、ドル安です。
アドセンスの支払いはドル建てなので、ドル安になればなるほど、お小遣いが少なくなるからです。
以下は、私がアドセンスをはじめた時からの「支払い日」の「為替レート」です。

支払い日 為替レート
2006/11/23 117.586
2006/12/27 118.008
2007/01/23 120.076
2007/02/26 120.017
2007/03/26 117.217
2007/04/24 117.250
2007/05/23 120.700
2007/06/26 123.108
2007/07/23 121.259
2007/08/27 114.025
2007/09/26 114.639
2007/10/25 114.178
2007/11/26 108.289
2007/12/24 112.898
2008/01/25 105.778
2008/02/26 107.894
2008/03/27 98.527
2008/04/24 103.006
2008/05/23 102.975
2008/06/24 107.455
2008/07/24 106.075
2008/08/26 108.415
2008/09/25 105.258


サブプライムローンが問題になり始めたのが、2007年の夏頃とのことで、確かに 2007/07/23 が最後の120円台で、それ以降ドルは下がりに下がっています。
2008/03/27 など、まさかの100円割れのドル安になっていますね。


そもそもサブプライムローン問題ってなんでしょうか?
素人の私がアバウトに言ってしまうと、以下の感じです。

  • アメリカの低所得層に、当初安い金利で、後から高い金利の住宅が建てられるようなローンを作りました。
  • ローン会社は、低所得層なので返済は出来なくても、建てた家を返済代わりにもらえば、儲かると思いました。
  • そして、ローン会社は、ローンの債権を証券化して世界にばら撒きました。
  • その証券を格付け会社が手数料収入を得るために優良にしたので、飛ぶように売れ、バブルは脹らんでいきました。
  • そして、2007年の夏頃、バブルは、ついにはじけます。
  • まず、当初の安い金利が終わったり、住宅価値の高騰が終わった時期などが重なって、家を返済代わりにもらっても、実は儲からなかったのです。
  • なので、ローン会社(投資銀行)には大量の不良債権が残りました。リーマンなどは倒産してしまったのです。
  • そして、アメリカ発金融不安が世界中に広まって、アメリカの信用がなくなり、ドルの価値が下がり、ドル安になりました(違うかも)。
  • または、多額の損失を抱えた金融機関による信用収縮に対する対策として、金利が引き下げられ、その結果、金利の高い国へ資金が流れ、ドル安になりました。


その結果・・・

  • 結果的にローンで建てた家を取られた、アメリカの低所得層。
  • 不良債権を沢山抱えて、倒産してしまった投資銀行
  • ドル安で経営が悪化したアメリカへの輸出産業。
  • ドル安でAdSense収入が悪化したアメリカ以外のブロガー。


では、サブプライムローンで誰が儲かったのかというと、家を建てた住宅関連業界とバブル絶頂期に売り抜けした投資家と当初儲かっていた頃の投資銀行の社員とのことです。


とにかく、一日も早くドル高になってもらいたのですけれど・・・。
これから先1ドル120円時代は来ますかね?


って、そんなこと、言っている場合でなく、事体は世界的に大変なことになっているのかもしてません。