小池啓仁 ヒロヒト応援ブログ By はてな

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PerlからEXCEL-VBAのマクロを起動するには

EXCELブック(test_book.xls)にマクロ(MacroX)が予めコーディングされているとして、そのマクロを起動するには以下の感じです。

#!/usr/local/bin/perl -w
use strict;
    my $ExcelFile = 'C:\test_book.xls'; # EXCELブックファイル
    &Macro_Kidou($ExcelFile);

sub Macro_Kidou {
    my ($FilePath) = @_;

    use Win32::OLE;
    # 指定タイプライブラリのコンスタントが参照可能
    use Win32::OLE::Const 'Microsoft Excel';
    # エラー時に本処理を中止し、Perlがエラーメッセージを出力し、本プロセスが終了する
    Win32::OLE->Option(Warn => 3);

    # EXCEL使用可能かチェック
    eval {
            Win32::OLE->GetActiveObject('Excel.Application');
    };
    if ($@) {
            die "Excelが入っていません。$@";
    }

    # EXCELオブジェクト取得
    my $Excel = Win32::OLE->GetActiveObject('Excel.Application')
        || Win32::OLE->new('Excel.Application', 'Quit');
    my $Book = $Excel->Workbooks->Open($FilePath);

    # マクロ起動
    eval {
            $Excel->Run("MacroX");
    };
    if ($@) {
            die "マクロ起動の失敗です。$@";
    }

    $Book->Close();
    $Excel->Quit();
}

尚、PerlからWin32::OLEで、データをEXCELのセルへ格納するロジックは、スピードがめちゃくちゃ遅いです。
それは、マシンのスペックにもよりますが、30列10000行で約40分掛かります。
しかし、それをVBA(マクロ)で処理すると1分掛かりません。
ですので、Perlから一度CSV(テキスト)で出力し、それをVBA(マクロ)でセル格納処理するとスピードアップすることが出来ます。
実は、もっと速い方法がありますが、それは、そのうちにアップする予定でいます。