2007-09-11 捨てると拾う 漢字起源 捨の舎は、旧字では舍になっています。 下の口は、祝詞(のりと)を入れるサイ(口)です。 上のは、取ってのついた長い針(舍)です。 それを、手(手偏)でもって、サイを上から突き刺し、祝詞の祈りの効果を捨てさせることを捨という。 一方、拾は、祝詞(のりと)を入れるサイ(口)に蓋をして合わせることをいいます。 そのように取り揃えることを拾という。 そこから、拾の字は、混乱した状態をうまく取りまとめることの、収拾にあてられる。