さとりの境地
さとりの境地をまとめてみました。
- なん法 - 仏法にふれて暖かく傍にいたいと思う境地。
- 頂法 - 仏法の尊さはやや認識できたけど、あやふやな境地。
- 忍法 - 仏法の尊さがはっきり認識できた境地。
- 世第一法 - 仏法が世の教えの中で第一であると確固たる境地。
- 須陀おん果 - 仏道の流れに乗った信仰状態の境地。
- 斯陀ごん果 - まだ迷いのある凡夫へ戻る可能性のある信仰状態の境地。
- 阿那ごん果 - もう凡夫へ戻る可能性のない信仰状態の境地。
- 阿羅かん果 - まよいのない境地、声聞の最高の境地。
- 辟支仏 - 縁覚ともいい、生活体験によって仏の道を会得している状態の境地。
- 第一地:歓喜地 - 二空の理を会得して大歓喜している境地。
- 第二地:離垢地 - 煩悩(垢)からすっかり離れた境地。
- 第三地:発光地 - 人格から光を発する境地。
- 第四地:焔慧地 - 焔(ほのう)のような智慧をもった境地。
- 第五地:極難勝地 - 言う事、なす事がすべて仏道と一致してくる境地。
- 第六地:現前地 - すべての人が平等であると現実に目の前に見えてくる境地。
- 第七地:遠行地 - 声聞・縁覚のさとりから遠く離れて、仏に近くなった境地。
- 第八地:不動地 - 仏の境界に達する資格が不動になった境地。
- 第九地:善慧地 - どんな人でもかならず救えることが出来るようになった境地。
- 第十地:法雲地 - 大雲が空を覆うように仏法でありとあらゆる人を救う境地。
1から4は、仏教入門の人の境地
5から8は、いわゆる声聞といわれる人の境地
9は、いわゆる縁覚といわれる人の境地
10から19は菩薩といわれる人の境地
う〜ん、私は、4〜5の中間ぐらいかな、まだまだ、先は長い……。