エラートラップとデフォルトエラーメッセージボックス
VB6では、『On Error GoTo 0』でエラートラップを無効にすることが可能です。
エラー トラップを無効にすると、エラー時にデフォルトのエラーメッセージボックスが出力されます。
もちろん、有効時は、エラーハンドラで任意の処理を行うことが出来ます。
またこの時は、デフォルトのエラーメッセージボックスは出力されません。
以下は、そのサンプルです。
存在しないxxx.txtを削除してエラーを発生させるプログラム
Sub ErrorTrapDemo() On Error GoTo Handler ' エラー トラップを有効にします。 Kill "xxx.txt" On Error GoTo 0 ' ここでエラー トラップを無効にします。 Kill "xxx.txt" On Error GoTo Handler ' もう一度エラー トラップを有効にします。 Kill "xxx.txt" Exit Sub Handler: MsgBox "エラーをトラップしました。" Resume Next End Sub
尚、上記は、VB6統合環境のメニュー->ツール->オプション->全般タグ->エラートラップ->
『エラー処理対象外のエラーで中断』を選択した場合で、
『エラー発生時に中断』を指定した場合は、つねにエラートラップされます。