小池啓仁 ヒロヒト応援ブログ By はてな

小池啓仁(コイケヒロヒト)の動画など。

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漢字起源

少色知足(しょうしょくちそく)とは?

今日は、少色知足(しょうしょくちそく)です(謎)。 かつて、似たような『少欲知足』と『少食知足』については、以下のリンク先に書きました。 少食知足http://chaichan.lolipop.jp/chai/hokke_essay.htm#2009-01-23 少欲知足http://chaichan.lolipop.jp/c…

「戦後日本 漢字事件簿」歴史は眠らない 2009年8-9月 (NHK知る楽/火)

NHK知る楽で9月から「戦後日本 漢字事件簿」という番組を放送する予定とのこと。 第二次世界大戦後以前の漢字は、日中ほぼ一緒で、日本人と中国人は、漢字での意思疎通ができたと言われています。 だれが、これを壊したのだろうか? テキストはすでに発売済…

日と曰く

日は、太陽の形の象形文字です。 一方、曰くは、日とよく似ていますが、実は祝詞(のりと)を入れるサイ(口)の蓋が少し開いている形なのです。 少し開いたそこには、神のお告げの反応があらわれると思われていました。 そのことから、神のお告げこと、神の…

品格とは

品格の品は、すでに何度もご紹介している通り、祝詞を入れるサイ(口)を3つ重ねたものです。 つまり、神に対して多くの祈りを合わせて行うことを品といいます。 ちなみに、これを隠された場所で行うことを區(区)といい、大きな声で祈ることを歐(欧)と…

漢字とコリア語

コリア語とは、朝鮮語、或いは韓国語のことです。 実は、朝鮮語と韓国語は、同じ言語で、昔は朝鮮語と呼ばれていましたが、今では韓国語と呼ぶ場合が多いとのことです。 しかし、いろいろあって、コリア語と呼ぶのが無難ということです。 コリアとは、もとも…

捨てると拾う

捨の舎は、旧字では舍になっています。 下の口は、祝詞(のりと)を入れるサイ(口)です。 上のは、取ってのついた長い針(舍)です。 それを、手(手偏)でもって、サイを上から突き刺し、祝詞の祈りの効果を捨てさせることを捨という。 一方、拾は、祝詞…

文字という漢字の意味

文字の『文』は、昔は紋様の紋と同じ意味で、刺青や絵などのことをいいました。 一方、『字』は、ウ冠は廟(ミタマヤ)で、そこに子供が生まれたことを報告する儀礼のことをいいました。 そして、両方で一つの単語として文字となったのです。 また、漢字も当…

『神』と『仏』

神という字は、申(シン)が音符の形声文字で、申は稲妻の形です。 稲妻は天にある神の威光のあらわれと考えられたので「かみ」の意味になりました。 つまり、申は神の元の字で、申が「かみ」以外に「もうす」などの意味に用いられたので、 示偏をつけて「神…

日本語と中国語での漢字

ご存知のように中国語は、すべて漢字です。 今から3300年前に出来た漢字が、中国語と日本語で別々に進化を遂げました。 しかし、元は同じ漢字なので、日本語と中国語での漢字の類似性を調べてみました。 *漢字の発音の類似性 今の中国語は、『北京語音…

『生』という漢字

『生』は、草の生え出る形の象形文字です。 草が発芽し、生長することから「うまれる、そだつ、いきる、いのち」の意味になりました。 とりあえず、今日は、これだけです。

可と歌

すでに何度かご紹介しているように、漢字起源の時代は、神と人が渾然とした文化の時代です。 可と歌の漢字もそのように成り立ちました。 可の口は、もう何度もご紹介しているように、くちの口でなく、祝詞を入れる口(サイ)です。 可の丁(代用)は、木の枝…

親と新

親という字は、木の上に立って子供の様子を見守っているのが親なので、 そのような形になったと言われています。本当にそうでしょうか? しかし、それだと新という字の説明が出来ないのです。 漢字起源では、新は、辛と木と斤で出来た字です。 辛は『投げ針…

止と夂と陟と降

すでに何度かご紹介しているように、漢字起源の時代は、神と人が渾然とした文化の時代です。 止と夂と降と陟の漢字もそのように成り立ちました。 止は、人の足跡の形がそのまま字形になりました。 夂も、人の足跡の形がそのまま字形になりました。 どこが違…

又と取と最

すでに何度かご紹介しているように、漢字起源の時代は、神と人が渾然とした文化の時代です。 又と取と最の漢字もそのように成り立ちました。 又という漢字は、右という字の元の字形で、右手の指を出した象形文字です。 取という漢字は、左耳を右手で切り取る…

右と左と尋

すでに何度かご紹介しているように、漢字起源の時代は、神と人が渾然とした文化の時代です。 右と左と尋の漢字もそのように成り立ちました。 右という漢字は、神への祝詞を入れる箱である『口(サイ)』を右手でもった字形です。 左という漢字は、神を呼ぶ呪…

唯と雖

唯(ユイ)と雖(スイ)は両方、「隹」がついています。 隹は、「ふるどり」呼ばれていて、鳥の象形が元になった字なのです。 また、古代では、鳥は、神意の媒介者と思われていました。 で、唯ですが、隹の前に祝詞を入れる口(サイ)が置いてある字形です。…

真という漢字

真理・真実・真偽等の真という漢字の旧字は、匕と県とでできた眞です。 匕の古代文字をみると、人が倒れた形をしていて、人の死を意味します。 一方、県の旧字は縣で、実は、木の枝に紐で人の首を逆さまにぶら下げている形なのです。 よって、真という漢字は…

道という漢字の起源

『道』は、現代では、柔道や剣道などのその道を極めるという、すこしお堅いイメージの漢字です。 しかし、『道』の漢字起源は、実は、それとは正反対のおどろおどろしいイメージの漢字なのです。 まず、漢字の起源は、今から約3200年前の中国です。 その…

正義という漢字の起源

正義の二文字とも、『ただしい』という意味で、二つ重ねることで『よりただしい』ことを表しています。 そして、漢字的イメージとしては、ものすごくプラスなイメージですね。 しかし、漢字起源的には、意外にマイナス的なイメージなのです。 『正』という漢…

部首家族パート2

前回に続き、部首家族パート2です。 部首家族とは、同じ部首を持つ漢字のファミリーで、その漢字の意味に部首のコアイメージが反映されています。 以下にその例を示します。 『示』部首家族(しめすへん) - コア:神や祭りに関係があることを表す 祭 - 祭…

部首家族パート1

(口のつく漢字からだと思ったけど(何)、先に漢字ファミリーから行くことにしました(謎))。部首とは、いくつかの漢字に共通している部分のことをいいます。 部首は、大きくわけて『へん、つくり、かんむり、あし、たれ、にょう、かまえ』の7つがありま…

口という漢字

漢字の源流である甲骨文字と金文は、約3300年前に出来、字形は象形文字が多いとのことです。 その後、象形文字を組み合わせた、会意文字、形声文字が出来てきました。 字形には、当時の文化や習慣、宗教、儀礼等が象徴された形で畳み込まれているとのこ…

常用漢字の字数制限と字形変更

戦後、わが国は、誤った方向をもって国語政策が出発した。それは、漢字をわずか1850字で限られた音訓の当用漢字にして、 その後、1981年に約100字を増やした1945字の常用漢字である。 しかも、字形をなんら理由もなく変更していることである…

訓と音

ご存知にように漢字の読みは、訓読みと音読みがあります。 音読み - 漢字が日本に伝えられたときの中国の発音をもとにした読み方。 訓読み - 漢字のもつ意味と同じ意味の日本語をあてはめた読み方。 そして、音読みは、『行』の(呉音:ギョウ)(漢音:コウ…

説文解字とは

説文解字とは、後漢(西暦25年-220年)の許慎(キョシン)が篆文、籀文、古文等の字形の部首をもとに漢字を説明した研究書です。 しかし、後漢の時代には、まだ、甲骨文字と金文が発見されておらず、ある意味、補助を元にしてしまった研究書なので、字形解釈…

漢字の歴史

突然ですが、法華経ノートとVB-TIPSが一段落したので、この度、 新たなテーマ、『漢字の字解』の勉強をスタートさせます。 まずは、漢字の歴史から・・・。 漢字が生まれたのは、今から三千三百年前(約紀元前1300年)の中国、殷王朝の時代であったとされて…